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誰にも相談できない孤独との闘い!~建替えまでの歩み~

誰にも相談できない孤独との闘い!~建替えまでの歩み~

オーナー様

練馬区
新築戸建て賃貸
2023年11月築
DINKs、ファミリー向け
『 母親が入院!全て任せて何もわからない!
  これからどうしたら良いのか・・・ 』


オーナー様との、何気ない会話から、ご家族の状況が少しずつ変化していることを知りました。

同居されていたお母さまがご入院され、現在ご自宅にお住まいなのは息子様お一人。長年住み続けてこられたご自宅は、
一人で暮らすには広く、築年数もある程度経ってきてました。

「この家を、これからどうしていくのが良いのだろう」「自分だけでなく、子供たちの代も見据えて、資産を残したい」

そんな思いをお話しくださる中で、将来の相続税についても、現実的な課題として意識されるようになっていきました。これまで賃貸物件の管理を通じてお付き合いをしてきた弊社に対し、「一度、今後のことを整理して相談してみよう」そう感じていただけたことが、今回の計画のスタートとなりました。

オーナー様とお話を重ね、さまざまな選択肢を整理していった結果、一つの考え方として浮かび上がったのが「共同住宅の建築」でした。

建替えは大きな決断ではありますが、同時に、建物の価値を見直し、将来に向けて資産を整えていく機会でもあります。住まいとしての役割だけでなく、次の世代へ安心して引き継ぐための“かたち”をつくることにもつながっていきます。

今回の計画も、お母様、息子様、そしてその先に続くご家族の未来を思い描きながら、一歩ずつ、丁寧に検討を進めてまいりました。



『 1人では、決めれないことだらけ! 』

最初に取り組んだのは、建築会社の選定でした。共同住宅は、構造や仕様によって将来の維持費や収益性が大きく左右されます。そこで数社の建築会社に声をかけ、それぞれの特色や強みについて丁寧にヒアリングを行いました。

検討の軸となったのは、「どのような建物にするのか」という根本的な部分です。
木造にするのか、鉄骨造か、鉄筋コンクリート造か、間取りは単身向けが良いのか、ファミリー向けが適しているのか。
そして、どの入居者層をターゲットにするのか。周辺環境や競合物件を調査し、このエリアで求められている住まいを一つひとつ整理していきました。

建築会社の比較検討では、図面や資料だけでなく、オーナー様・弊社・建築会社の三者で展示場や実際に建築された建物を見学しました。空間の広がりや共用部の使い勝手、細かな仕上がりまで、実際に目で見てわかることも多くありました。

その場その場で意見を交わし、「ここは良い」「ここは改善したい」と対話を重ねる中で、少しずつ理想の形が明確になっていきました。

建築に関わる費用と賃貸経営の収支シミュレーションを作成し、建築費だけでなく、将来に起こりうる修繕費、空室リスクまで含め、
長期的に無理のない経営が成り立つかを何度も確認しました。

条件・数字を見直し、その都度立ち止まりながら計画を練り直し、構想から具体化までにおよそ一年の時間をかけて準備を進めました。



『 任せきりにしたら、完成後に後悔しても遅いです 』

建築会社との契約が済み本格的に動き出しました。材質・設備・クロス選定など細部までの選定をオーナー様のご意向を元に建築会社と数時間かけて決めてきました。

同時に、これまで住み慣れたご自宅の大量の荷物の整理と、初めての住み替え先探しが始まります。思い出の詰まった家を片付け、解体を迎えるまでの時間は、オーナー様にとっても一つの節目でもありました。

解体工事が終わり、地鎮祭を終えると、建築工事がスタート!工事が始まってからも、すべてを建築会社任せにするのではなく、図面どおりに進んでいるか、仕様に相違がないかを一つひとつ確認していきました。

建物の形が見えてくると、設備の確認も重要な工程となります。細かな部分はどうしても抜け落ちてしまうことがあるため、その都度、建築会社と打ち合わせを重ね、納得のいく形へと修正を加えていきました。

また、工事期間中は近隣への配慮も欠かせません。騒音や車両の出入りなどに気を配りながら、周囲との関係を大切に進めていきました。そして、その時々の状況はオーナー様へご報告し、不安なく工事を見守っていただけるよう心がけてきました。

こうした一つひとつの積み重ねが、建物の完成へとつながりました。



『 建物が完成に近づくにつれての実感と期待 』

建物の完成が少しずつ見えてきた頃、次に重要となる賃貸募集の準備が始まります。完成予定日が見込めた段階で募集準備に着手し、賃料や入居条件、募集のタイミングについても、これまで行ってきた周辺調査をもとに慎重に検討していきました。

賃料については、計画段階でシミュレーションを行い算出しておりましたが、募集開始に改めて現在の市場動向を確認しました。最終的には、オーナー様と再度お打ち合わせを行い、最新の相場や需要を踏まえたうえで、適正な賃料を決定しました。

「このエリアでは、どのような条件であれば選ばれるのか。」その答えを一つひとつ積み重ねてきた結果、募集開始後の反響は想定以上のものとなりました。完成を迎える前にすべてのお部屋が成約となり、オーナー様も大きな安心を感じていらっしゃいました。

建物の引き渡し時には、各お部屋の最終チェックを行い、設備や仕上がりに問題がないことを丁寧に確認しました。こうして、無事に引き渡しを迎えることができました。

その後、入居も順次開始され、現在は大きなトラブルもなく安定した賃貸経営がスタートしています。計画段階から一つひとつ積み上げてきた取り組みが、安心して続けられる賃貸経営へとつながっています。
空き家サポート隊